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「数字」が読めると本当に儲かるんですか?を読んでの感想レビュー

「数字」が読めると本当にもうかるんですか?を読んでの感想レビュー

2020/10/03

想定読者
・たくさん働いているが、何か儲かっていないと感じる
・働けど働けど苦しい
・会社運営していて、会計知識をつけたい
・起業を考えて、失敗したくない
・新規事業を考えていて、失敗したくない

読んだ人
現在会計を学んでいる

感想

「限界利益」この言葉が大きなテーマとなって話が進んでいく

激安花屋を経営する社長が売り上げを拡大しても、一向に儲からない。なぜたくさん働き、売り上げも上がっているのに生活は楽にならないのか。

どうにもこうにもならなくなり、社長は知り合いに敏腕税理士を紹介してもらう。

税理士から魔法のメガネこと「限界利益」を教授され、半信半疑ながらも限界利益をもとに計算、会計をシミュレーションしていく。

なぜ彼の会社は儲からないのか
どうすれば儲かるのか
を限界利益をもとに紐解かれていく

読者である私自身もこういった会計数字に疎く、見切り発車でいってしまうことが多々あるので社長の行動や思考に共感、作中でどん底までいってしまうあたりは感情移入してしまい読み進めるのが辛かった。

起業や新規事業立ち上げの祭、未経験でも見切り発車して必要になった知識は途中で学べばよいとよく聞くが、準備として知っておくに越したことは無い。

簿記3,2級の知識を本を1読するだけで理解できる人は、起業して走りながらでもなんとかなるだろう。

とはいえ、世の中の大半はそうではないわけで、失敗したくない人は起業や新規事業立ち上げに際し準備できることはしっかり準備しておこう

また起業や新規事業立ち上げに携わるなら、その際にぜひまた読み直したい本だった。

読んでどうなったか

うっすらと会計知識は入ったし、完全に理解はできなくても物語仕立てだから一冊を読み切ることはできるので、達成感と会計学習へのハードルは少し低くなった。
手を動かして実際に計算していけばより理解が深まっていきそうと理解できたため、今後は実際に手を動かして学習していきたい
「数字」が読めると本当に儲かるんですか?
古屋悟司  (著), 田中靖浩 (その他) 
出版日 2017/4/1
出版社 日本実業出版社

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著者について

Shimpei Kobori 小堀慎平

小堀 慎平

国家資格キャリアコンサルタント
上級ウェブ解析士
TOEIC950

キャリアやマーケティングについて書いています。
 
 

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