GoogleがインドでKormoアプリをローンチ、エントリーレベルの仕事探しを支援
2020/09/02
Googleは水曜、Kormo Jobsと呼ばれる同社のジョブアプリをインドに拡大したと発表し、検索の巨人がエントリーレベルの役割を求める何百万もの人々に手を差し伸べ、世界第2位のインターネット市場におけるMicrosoftのLinkedInとの関連性をさらに置こうとしていると述べた。
本記事は下記記事の日本語訳になります。
Google launches Kormo app in India to help people find entry-level jobs
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同社は2018年にまずバングラデシュでKormo Jobsを開始し、昨年インドネシアにも拡大した。また昨年、GoogleはインドでもKormoを「Jobs as a Spot on Google Pay」アプリのブランドで利用できるようにした。
Googleによると、仕事がSpotで見つけられるようになって以来、ZomatoやDunzo (同社が投資しているバンガロールのスタートアップ) などの企業がこのプラットフォームで200万件以上の検証済みジョブを公開したという。
Googleは米国時間12月8日、 「Google Pay」 の 「Jobs Spot」 をインドで 「Kormo Jobs」 に改称し、スタンドアロン版の 「Android」 アプリを主要な海外市場の1つで提供すると発表した。
Kormo Jobsアプリは、ユーザーがエントリーレベルの役割に対する未解決の問い合わせを識別できるようにするだけでなく、新しいスキルを習得し、簡単に履歴書を作成できるように設計されている。
Kormo Jobsのエリアマネージャー兼オペレーションリーダーのBickey Russell氏は、同社は今後もアプリに新しい機能や仕事をもたらすために投資を続けると述べた。
“パンデミックの影響を受けて、さまざまなスキルや経験を必要とする新しいサービスへの需要のシフトに伴い、雇用環境は変化している。
あらゆる規模の企業がニューノーマルの課題に直面しているが、求職者はこの変化に迅速に適応しなければなりません” とRussell氏はブログに書いている。
“今年初めにリモートインタビューのような重要な機能を導入してソーシャルディスタンスを確保するなど、より良い生活に影響を与えるためのつながりを促進するために役立つ役割を果たすことができることを心強く感じています”と彼は付け加えた。
今回の動きは、Googleが仕事関連の検索クエリの大部分を獲得することにますます関心を高めていることを示している。同社は2017年に米国で求人検索エンジンを立ち上げて以来、いくつかの市場に進出している。今月初め、Googleはインドで仮想名刺機能をロールアウトした。
Googleのこのカテゴリーへの参入は、新興市場で強い存在感を持っていないLinkedInに打撃を与えることになる。たとえばインドのApp Annieによると、LinkedInの7月のAndroid月間アクティブユーザー数は約2400万人で、前年同期の約2200万人から増加した。Googleはインドで約4億人のユーザーを獲得している。
いずれにしても、世界的大流行の真っただ中で、インドが記録的な高失業率を報告しているように、あらゆる種類の職探しを支援するアプリは、何千万人ものインド人にとって (少なくともそれ以上の人にとっては) 役に立つだろう。
本サイト管理人の感想
人口の多いインドで試験的に導入して、良い結果が出ればその他の地域でも導入されそうだ。これは楽しみ。
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著者について
小堀 慎平
上級ウェブ解析士
TOEIC950
キャリアやマーケティングについて書いています。